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ロードバイク初心者50代からの始め方と最初の一台選び方のポイントも

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ロードバイク初心者の50代に向けた記事をお届けしています。
今回は初めてのロードバイク選びについてのポイントを紹介します。

まず「何故50代かって?」、サイト管理人も50代で始めたからです。
始めた頃は、近くに参考となるショップもなく、また基本から教えてくれる人もサイトもなかなかありませんでした。

兎に角、苦労しながら実践で試行錯誤したことを覚えています。
それが今では飽きずにロードバイクライフを楽しんで送っています。
なので出来れば皆さんにも楽しいロードバイクライフを送ってほしいと願っています。

結 論

結論

いきなり結論ですが、以下の条件に合う人には
「中古のアルミフレーム製オールラウンドタイプ、出来ればリムブレーキ仕様」
のロードバイクをお薦めします。
但し、自分の体格にあったロードバイクの適性サイズを知っておくのが前提です。

  • 兎に角、乗ることを楽しみたい、ゆくゆくはレースや旅行でも使いたい
  • 予算には限りがある
  • 機械イジリは嫌いなほうでは無い

理由と詳細については、次章以降で段々に解説していきます。

ロードバイク選びの前にすること

ロードバイク選びの前にすること

ロードバイクに興味が出てくると、車体そのものに目が行きがちです。
ショップやメーカーのサイトでは、購買意欲をそそる最新車種がこれでもかとアピールしてきます。

ですが、価格を見るとかなりびっくりではないかと思います。
安いものでは10万円前後ですが、上は200万円クラスまで。
見た目はほぼ変わらない形をしているのに何でそんなに差があるのか。

理由はここでは割愛しますが、自分の懐具合からすぐにでも手に入りそうなロードバイクが欲しくなりますが、ちょっと待った。
ロードバイクを手に入れる前に少なくとも2つのことを事前に確認しておいてください。

ロードバイク選びは靴選びに似ている

ロードバイクに跨り颯爽と疾走する自身の姿を想像するとすぐにでも走り出したい気持ちはよく判ります。
ですが、その楽しみを享受する前にあらためて問いますが、

ロードバイクで何をしたいですか?

別の云い方をすれば「目的は何ですか?」になります。
ちょっと堅苦しい云い方になりますが、これを初めに抑えておかないと無駄な買い物することになる可能性大です。

例えば靴選び。靴自体を選ぶ楽しみもありますが、まずは先に用途を決めて買い物しませんか?
営業での仕事用なのか、お出掛けのオシャレに合わせたコーデ用なのか、それとも高原でのハイキング用なのか。

そして、自分の足にフィットしたものを選ぶはずです。
いくら気に入ったデザイン・望む機能がマッチしていたとしても自分の足に合わないものは買わない。
まぁ、コレクションなら別ですが。

実はロードバイク自体を選ぶ基準も全くこれと同じなのです。

ロードバイクでしたいことは人それぞれかと思います。
単に体力向上のトレーニングのひとつ、ロードバイクで旅行したい、レースに出たい、などなど。
或いはもっと単純に乗ることを楽しみたいっていう人もいるかもしれません(サイト管理人もその一人)。

ロードバイクも細かく見ていくとレース向きのもの、旅行に適したもの、未舗装走行に向いたものなどがあり、用途が細分化するとそれに特化した作りになっていて結果車体価格も高くなる傾向にあります。

なので、もし目的がはっきりしているのなら初めから意識しておいた方が無難です。

そして、次に自分の体にフィットしているか?も重要なポイントです。

ロードバイクの身体とのフィットって?

ロードバイクに乗るからには楽に早く、そして遠くまで行きたいと思いませんか?
実は、その要因を決定づける一番の基本はロードバイクのサイズが自分の身体にフィットしていることが重要なのです。

というもの、ロードバイクに跨りペダルを回すこと自体が全身運動の成果によるもので、そのパフォーマンスを最大限活かすためにもロードバイクの車体が身体に対して大きすぎても、小さすぎてもダメなのです。

ロードバイクを物色していると、フレームサイズとか適正身長なる文言に出会います。
フレームサイズは、ロードバイクのペダル(足で踏む部分)軸の中心からサドル(座る部分)根本まで伸びるパイプの長さになります。

フレームサイズ

そして、そのフレームサイズに応じて乗る人の適正範囲というのをメーカーが定めているのが適性身長となります。

ロードバイクには、同じメーカーの同じモデルでもこのフレームサイズがいくつか用意されています。
なので、自分の足に適したサイズの靴を選ぶように、自分の身体に適したサイズのロードバイク選びが重要になります。

その確認方法ですが、主に2つあります。

  • サイズを確認できる専用機材をもつサイクルショップで計測してもらう
  • ロードバイクメーカーのサイトなどで気になるモデルのカタログを参考にする

ロードバイクの種類

ロードバイクの種類

さて、自分の目的とサイズがある程度はっきりした一方で、ロードバイクにはどんな種類があるのでしょうか?
簡単に大別すると「用途」と「フレーム材質」に分かれます。
更にブレーキの仕様も加えて、これら3つの組み合わせとなります。

<用途による分類>

  • レース:ロードレースやヒルクライムレース向けに軽量化かつシンプルな作りのモデルで価格は中~高価格。
  • グラベル:未舗装路走行を想定した太いタイヤ軽いギヤを装着したモデル。
  • オールラウンド:レース入門から旅行までをカバーしたモデルで価格は低め~中。
  • トライアスロン:トライアスロンに特化したモデルでかなり高価。

<フレーム材質による分類>

  • カーボンファイバー:フレーム全てが炭素繊維で出来たモデル。軽量高価だが、耐久性・耐衝撃性に課題あり。
  • アルミニウム:基本はアルミニウムだが、フロントフォークのみカーボンファイバーとしたモデルが多い。カーボンよりは重いが、価格や耐久性では有利。
  • チタン:かなり希少。特徴はカーボンとアルミの良いとこ取りと言えるが、高価。
  • クロモリ:アルミ登場以前に主流だった材質だが、今でもカスタムビルドなどで使われる。

<ブレーキの種類による分類>

  • ディスク:現在の乗用車やオートバイでもメインとなっているブレーキ専用のディスクをパッドと呼ばれるブレーキ材で挟む構造のもの。
  • リム:ロードバイクのホイールをシューと呼ばれるブレーキ材で挟む構造のもの。

ですが、最近の傾向は用途に限らずカーボンファイバーにディスクブレーキを組み合させたモデルが主流になりつつあります。
細かく見ていくとそれぞれに一長一短がありますが、価格的には

  •  カーボンファイバー+ディスクブレーキは、価格高め
  •  アルミフレーム+リムブレーキは、価格低め

という傾向があります。

私がお薦めする初めての一台

私がお薦めする初めての一台

目的がはっきりしていて予算に充分余裕がある場合は、自分の好みのモデルを新車で手配することも悪くありません。

それ自体が楽しみの一つですし、人に依っては、会社での地位もそれなりで、子育ても終了し、時間や金銭的にも余裕のある50代の方もいるでしょうから。

しかし、例えばこんな人(サイト管理人も含め)は中古のアルミフレーム製のオールラウンドモデルでリムブレーキタイプを安価に手に入れるのでも良いかと思います。

  • 用途ははっきり絞っていないが兎に角乗って楽しみたい
  • 予算はなるべく節約したい
  • 自分でメンテするのは嫌いじゃない

その理由としては、

  • 初めての1台はオールラウンドにしてロードバイクの楽しむきっかけにする。
    長く続けらそうなら用途を絞った気に入ったモデルを2台目で手に入れれば良い。
    例えすぐに飽きたとしても後悔は少ない。
  • コロナ前のロードバイク盛況時代を過ぎ、良好な中古バイクが市場に豊富にあり手に入れ易い。
  • ロードバイクに慣れる意味でも自分でメンテ出来た方が良いが、ディスクブレーキは部品も高い上にセルフメンテにはスキル・経験を伴う。
    その分、リムブレーキはメンテはやりやすいしパーツ代もかなり安い。

初めてのロードバイク選びはどうすればいいの?まとめ

初めてのロードバイク選びはどうすればいいの?まとめ

如何でしたでしょうか?
初めてのロードバイク選びの参考になれば幸いです。

実は、サイト管理人自身もお薦めと一緒の「中古アルミロード、オールラウンドモデルのリムブレーキ仕様」を購入しました。
これで日帰りライドだけではなく、2泊3日往復500kmの旅行やヒルクライムレースなどを楽しんでおります。
今の処、2台目の予定はまだありませんが、次に選ぶとしたらグラベルモデルもいいかなと思っています。
それよりも参加したいライドイベントや行きたい処が沢山あり、楽しみは広がるばかりです。

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