insta360社の360度カメラであるX3を既にお持ちの方で本体以外のオプション品を検討されて人もいるかと思います。
今回は、insta360のX3ユーザーにおすすめオプション10選とそれらを損しないで入手する方法と注意点について、サイト管理人の経験も踏まえお届します。
撮影のバリエーションを拡げるオプションが純正品だけでなく社外品でも提供されているので購入時の参考になれば幸いです。
結 論
おすすめ順にお届けします。
- insta360 care(有償の本体1年間保証)
- 見えない自撮り棒114cm
- X3粘着式レンズカバー
- 強化版超長い3m自撮り棒
- GPSアクションカメラ
- 予備バッテリー
- X3充電ハブ
- X3万能フレーム
- カメラクランプ
- カメラネジ小物
また、購入のタイミングはアマゾンやinsta360公式ストアで年に何回かセールを行うので、そのタイミングを狙うのが少しでも安く手に入れる方法の一つです。
順位の理由や個々の購入時の注意点、損しない入手方法などを次章以降で解説していきます。
おすすめオプション10選と解説
それでは、サイト管理人自身が自ら購入、使用経験も加味したおすすめオプションを上位から解説していきます。
第1位:insta360 Care(純正)

メーカーが提供する本体の有償1年保証です。
例えば故意でないレンズの傷付きでれば送料メーカー負担でレンズ修理または本体交換してくれるサービスです。
アップルケアに近いものと思って貰えれば良いかと思います。
詳細は

にあり、本体購入後に追加で付けることも出来ますが、注意点があります。
- 申し込みは、insta360公式ストアや楽天サイトからでアマゾンでは扱っていない
- 本体のみのサービスで付属品は対象外
- 購入手続き完了後に3日以内に自分で登録手続き(アクティベーション)をしないと有効にならない
X3はスマホやデジカメと違い手持ち以外でそれも屋外使用する機会が圧倒的に多いカメラだと思います。
そうなると本体にダメージを受けるリスクも高く、本体の約1割の価格でそのリスクヘッジを出来るのならお買い得と云えます。
特に360カメラ及びX3を始めて使う人には、使い勝手を掴むまでの保険の意味合いも兼ねて本体購入同時をおすすめします。
第2位:114cm見えない自撮り棒(純正品)

前の章でも、X3を有効活用するポイントのひとつになるべく被写体から離して撮影することを挙げました。
そのツールの一つがこれです。
「見えない」の意味は、実際には写り込んでいるが、insta360社の提供する画像ソフトやアプリの画像処理で棒を見えなく処理してくれるというものです。
縮めた時の長さxxcm、重さxxgなので、何とか普段の持ち歩きにも困らないサイズ。
先端にはカメラネジオス、後端にはカメラネジメスがあります。
insta360公式ストアでは本体購入とセットだとゼロ円になるセールやアマゾンのセール時に割安になったりするので、手に入れるならそのタイミングがお薦めです。
第3位:X3粘着式レンズカバー(純正品、社外品)

360度撮影のために前後のレンズが本体から飛び出ている構造のX3では、レンズへの傷付きリスクは避けられない宿命です。
その傷付き防止を避けるのが、粘着式のレンズカバーですが、第3位に挙げたもののメリット・デメリットがあります。
メリット
- 純正品で3000円台、社外品でも1000円台でレンズ保護出来る
- 万が一、カバーに傷付いてもカバー交換だけでOK
デメリット
- 太陽光でフレア(光の歪み)が出やすい、前後カメラの境目がカバー無いとき以上に目につく
- プラスチック製は傷が付きやすく、小さな傷でも画像で目につきやすい
- 寒い時にレンズ内で結露が出やすい
- 交換用に予備を持っていた方がベター
こう書くとデメリットの方が多く第3位に挙げた意味も薄まりますが、ユーザーの使用環境と何を重視するのかだと思っています。
画像画質重視なら傷付き覚悟でレンズカバーなし、その代わり第1位の保証があるのでリスク覚悟する。
第1位の保証があっても、修理で使えなくなる期間が出るのは避けたいからレンズカバーする。
尚、購入の際は社外品であっても前後別の作りになっているものを選んでください。
レンズ周りの寸法が前後で微妙に異なるため個別専用品の方が密着します。
第4位:強化版超長い3m自撮り棒(純正品)

第2位に挙げた自撮り棒をもっと長くしたものです。前からありましたが、改良版が出ています。
- 携帯時の長さが36cmになった(改善前50cm)
- 軽くなった365g
携帯時の長さは短くなりましたが太くなりました。
さすがに3mを超える長さで撮影するとたわみで自撮り棒の消去補正ができなこともあるようです。あと値段が10000円を超えてしまうのが欠点ですが、X3のメリットをより活かすアイテムです。
第5位:GPSアクションリモコン(純正品)

単なるリモコンではなく、GPSレシーバーを内蔵しています。
機能としては、X3の電源ON/OFF、撮影モード切替、静止画シャッター、動画の撮影開始/停止がありますが、これ自体GPSレシーバーを持っていて各種ログを記録してくれます。
更に5m防水で、2種類のバンドが付属です。
これらのおかげもありメリットとしては、
- 手元で遠隔操作が容易に出来る(スマホアプリでも出来るが、常時アプリオープンが条件)
- GPSデータ(速度、標高、ルートログなど)を再生画面で表示できる
一方、デメリットもあります。
- これだけで10000円以上する
- 電源はUSB-C給電の内部電池だが、この電池の寿命とアフター対応は不明
今の処、便利さの方が優先していますが、デメリットは今後の検証課題になりそうです。
第6位:予備バッテリー(純正品、社外品)

純正品のバッテリー1本フル充電で360度動画を撮影できるのはせいぜい60分位です。
(因みにX3の仕様により連続で60分ではなく、一旦29分で遮断し、自動で再録画します)
一方、対応しているmicroSDの最大容量は1TBで、360度の5.7k/30fpsで約60分撮影すると大体64GBなのでバッテリーさえ持てば、相当時間撮影が可能となります。
となると、バッテリーの容量は圧倒的に不足で、必然的に予備を用意するのが賢明です(一応、USBポートからの外部給電も出来ます)。
安心の純正品購入でもいいですが、insta360公式ストアで購入する場合には注意が必要です。
単品購入で国内在庫が無い場合、航空便手配となりますが、航空法の関係で発注が出来ません。
第7位:X3充電ハブ(純正品、社外品)

X3は本体にバッテリーをセットしてUSBポートで充電できます(充電しながら録画も可能)。
ですが、予備バッテリーを用意したなら本体と別途バッテリー充電できるチャージャーがあった方が便利です。
純正品は高速充電を謳っていますが、12V3Aのアダプターを使ってもフル充電に90分掛かるらしいので、これを高速というのかは疑問です。
サイト管理人は予備バッテリーも含めてサードパーティ製を安く手に入れて使っています。
数回使いましたが今の処、純正に比べ録画時間で約80%と短い以外は問題ありません。
第8位:X3万能フレーム(純正品、社外品)

レンズ以外にプロテクターが無いX3ですが、これが(写真は純正品)その替わりになります。
他のメリットは、万能フレームのみをカメラネジに固定しておいて簡単にX3本体の取り外しが出来る事、左横のステーは右に取り付けることも可能で固定の自由度が高まる事です。
デメリットは少々重くなる事と純正品は高い(約10000円)事でしょうか。
第9位:カメラクランプ(社外品)

用途を限定したセットマウント(バイク用、ロードバイク用など)が純正品として用意されていますが、もっといろいろと応用したい人は汎用のカメラクランプの方が便利で安価かと思います。
これにカメラの自由運台や純正の自撮り棒を組み合わせることも可能です。
写真のものはモノタロウで手に入れた「クランプタイプカメラアタッチメント」で、
第10位:カメラネジ小物(社外品)

X3に限らずこの手のカメラにはカメラネジが多く使われています。
カメラネジの規格は1/4インチ-20UNC(インチ規格、インチネジの一種)と呼ばれで、日本で多く使われているJIS規格と異なり互換性がありません。
なので、カメラとマウントを組み合わせて固定する際に、何かとカメラネジ規格のナットやボルトがあると便利です。
今ではインチネジをばら売りしているホームセンターもあるので、わざわざカメラ用を買うより安く手に入れることが出来ます。
番外編
10位までは必需品やいろいろなシーンで使える便利品を挙げましたが、番外編として使用用途が限定されるオプション品を取り上げてみました。
フローティングハンドグリップ(純正品、水辺用)

メーカーでは水上及び水中での使用を前提に潜水ケースとのセット使用を進めています。
ですが、元々防水仕様のX3ですので、水辺程度では本体とこのグリップの組み合わせでも十分かもしれません。
欠点は別途マウントアダプターが必要なことですが、安い(1000円以下)のでひとつもっていても苦になりません。
グリップ後端はキャップになっていてちょっとした収納になっています(内径25mm、奥行130mm)。
第三者視点自転車用ハンドルバーマウント(純正品、ロードバイク用)

ロードバイクで自撮りをしたい、前方視点で360度画像を撮りたい場合に便利ですが、注意点があります。
- 固定出来るハンドルは外径mmの円形のみで、最近はやりの流線形タイプなどには取り付け不可
- 付属するカーボンファイバー製ポールは、軽量強靭だが、オフロード走行や激しい衝撃には不適で最悪折れます(経験あり)
RAMマウント(社外品、バイクなど汎用)

RAMマウントとはアメリカで古くから各種ホルダー、マウントを販売しているRAM社が提供するものです。
1インチのゴムボールに中間ステーを組み合わせた汎用品から専用品を各種用意しています。
組み合わせは工夫次第なので、自分でいろいろと応用したい人には便利かもしれません。
insta360のX3ユーザーにおすすめオプション10選 まとめ
いかかでしたでしょうか?
あくまでも私見で10選挙げてみましたが、いずれも実際に使用した中で360度カメラの魅力を更に広げるオプションです。
今はこれらのオプションに加え自作マウントで様々な撮影にトライしています。
オプション品の応用については別途挙げるつもりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。